小説むすび | 高宮麻綾の引継書

高宮麻綾の引継書

高宮麻綾の引継書

出版社

文藝春秋

発売日

2025年3月6日 発売

\こんな会社辞めてやる! そう思ったことがある人、全員集合!/

精魂込めて作り上げた新規事業が、親会社に潰された。理由はリスク回避。

「なんであんたたちの意味わかんない論理で、あたしのアイデアが潰されなきゃなんないのよ!」

怒りを爆発させた三年目の社員・高宮麻綾は、社内外を駆けずり回り、“リスク”の調査に乗り出す。

私は私の仕事をモノにしてみせるーー
だってそういうたまらない瞬間のために生きているんだもの。

忖度、義理、出世……それって昭和の話? いえいえ、いつの時代も会社はややこしくって面白い!

今日の味方は明日の敵ーーめくるめく令和のサラリーマン小説が爆誕。

★松本清張賞選考会で話題沸騰★

完成度が高いエンターテインメント作品。構成の密度、キャラクター設定ともによく練られていて、著者はエンタメの世界で即戦力の持ち主だと感じた。--辻村深月(作家・松本清張賞選考委員)

勢いに引っ張り込まれた。 非常に良くできた作品で、私などは見事に感情をコントロールされたクチである。私はこの作品を一推しした。--森絵都(作家・松本清張賞選考委員)

★各界から絶賛の声★

仕事が好きな人、仕事の理不尽を知る人にとって間違いなく、心にぶっ刺さる物語。--瀧井朝世(ライター)

仕事ってむかつくけど面白いよな!!!そんな感情を思い出させてくれた痛快・最高・天才の仕事小説です!全員読んでくれ!--三宅香帆(文芸評論家)

引き継がれるのは事業への想い。読むと仕事のやる気が湧いてくる。エナジードリンクみたいなお仕事小説です。--新川帆立(作家)

ただ面白いから仕事を続けてきた。それでも良かったんだと胸を張れました。--安島隆(ディレクター)

会社が憎い。だから今日も働く。会社員の屈折した魂の輝きの全て。--メン獄(『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』)

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP