小説むすび | 三屋清左衛門残日録

三屋清左衛門残日録

三屋清左衛門残日録

出版社

文藝春秋

発売日

1992年9月10日 発売

日残りて昏るるに未だ遠しー。家督をゆずり、離れに起臥する隠居の身となった三屋清左衛門は、日録を記すことを自らに課した。世間から隔てられた寂寥感、老いた身を襲う悔恨。しかし、藩の執政府は紛糾の渦中にあったのである。老いゆく日々の命のかがやきを、いぶし銀にも似た見事な筆で描く傑作長篇小説。

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