新今昔物語
貧しい殿上人の娘・六の宮の姫君は、新婚のつかの間のしあわせもむなしく、陸奥へ赴く夫と五年の約束で悲しい別れを強いられてしまったが…。『今昔物語集』を中心に、『古事記』や『お伽草子』、江戸時代の書物などに材を得て、原話の持つ自然の面白さを新鮮な語り口で描き、説話文学のおおらかなロマンを堪能させる好読物。
貧しい殿上人の娘・六の宮の姫君は、新婚のつかの間のしあわせもむなしく、陸奥へ赴く夫と五年の約束で悲しい別れを強いられてしまったが…。『今昔物語集』を中心に、『古事記』や『お伽草子』、江戸時代の書物などに材を得て、原話の持つ自然の面白さを新鮮な語り口で描き、説話文学のおおらかなロマンを堪能させる好読物。