小説むすび | 昨日の恋

昨日の恋

昨日の恋

出版社

文藝春秋

発売日

1999年4月9日 発売

文化三年の大火で孤児となった爽太が芝露月町の鰻屋「十三川」に引き取られてはや十三年。おふくとの間に二人の娘をもうけ、幸せに暮らす身だ。が、爽太には若主人の顔とは別に、同心朝田主馬から十手を預かる岡っ引きの顔があった。表題作ほか「おろくの恋」「残り火」など江戸下町情緒溢れる連作短篇七篇。

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