小説むすび | 赤目四十八瀧心中未遂

赤目四十八瀧心中未遂

赤目四十八瀧心中未遂

出版社

文藝春秋

発売日

2001年2月9日 発売

「私」はアパートの一室でモツを串に刺し続けた。向いの部屋に住む女の背中一面には、迦陵頻伽の刺青があった。ある日、女は私の部屋の戸を開けた。「うちを連れて逃げてッ」-。圧倒的な小説作りの巧みさと見事な文章で、底辺に住む人々の情念を描き切る。直木賞受賞で文壇を騒然とさせた話題作。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP