小説むすび | 世に棲む日日 二

世に棲む日日 二

世に棲む日日 二

出版社

文藝春秋

発売日

2003年3月7日 発売

海外渡航を試みるという、大禁を犯した吉田松陰は郷里の萩郊外、松本村に蟄居させられる。そして安政ノ大獄で、死罪に処せられるまでの、わずか三年たらずの間、粗末な小屋の塾で、高杉晋作らを相手に、松陰が細々とまき続けた小さな種は、やがて狂気じみた、すさまじいまでの勤王攘夷運動に成長し、時勢を沸騰させてゆく。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP