小説むすび | 夏草の賦 下

夏草の賦 下

夏草の賦 下

出版社

文藝春秋

発売日

2005年9月2日 発売

もし、おれが僻地の土佐ではなく東海の地に生れていたならば…長曽我部元親は嘆く。強盛を誇った信長が斃れても、素早く跡を襲った豊臣秀吉によって、営々と築きあげてきた四国に侵略の手が伸びてきた。そして再び土佐一国に、押し込められようとしているー土佐に興り、四国全土を席巻した風雲児の生涯。

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