小説むすび | 草笛の音次郎

草笛の音次郎

草笛の音次郎

出版社

文藝春秋

発売日

2006年4月7日 発売

三度笠、縞の合羽に柳の葛篭、百両の大金を懐にー。今戸の貸元、恵比須の芳三郎の名代として成田、佐原へ旅する音次郎。待ち受ける試練と、器量ある大人たちが、世の中に疎い未熟者を磨き上げる。仁義もろくにきれなかった若者が、旅を重ねて一人前の男へと成長してゆく姿をさわやかに描いた股旅ものの新境地。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP