小説むすび | もう一枝あれかし

もう一枝あれかし

もう一枝あれかし

出版社

文藝春秋

発売日

2016年3月10日 発売

すれ違う子供が泣きだすほどの醜男の、愚直な恋のゆくえ(「甚三郎始末記」)。騙されていると知りながら待ち続ける遊女の哀しき運命(「風を待つ」)。自ら始末をつけるべく散り急ぐ男に、残された妻の覚悟を描く表題作など、心に染み通る5篇。四季の彩り溢れる情景と、男女の一途な愛を細やかに綴る傑作時代小説。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP