小説むすび | 美しい距離

美しい距離

美しい距離

芥川賞候補作
島清恋愛文学賞受賞作

死ぬなら、がんがいいな。
がん大国日本で、医者との付き合い方を考える病院小説!

ある日、サンドウィッチ屋を営む妻が末期がんと診断された。
夫は仕事をしながら、看護のため病院へ通い詰めている。
病室を訪れるのは、妻の両親、仕事仲間、医療従事者たち。
医者が用意した人生ではなく、妻自身の人生をまっとうしてほしいーー
がん患者が最期まで社会人でいられるのかを問う、新しい病院小説。

解説・豊崎由美

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