小説むすび | 勝海舟(下)

勝海舟(下)

勝海舟(下)

出版社

徳間書店

発売日

1991年2月1日 発売

長崎を基地に海軍演習に明け暮れる勝麟太郎に、遣米の下命があった。そして米国軍艦に随従して咸臨丸で渡った異国の地は、ひたすら驚異の連続だった。麟太郎の胸底で、幕府という殻が決定的に崩れ去ったのは、この時であっただろうか。やがて帰国した麟太郎を待っていたのは桜田門外の変であり、新時代へとなだれこむ維新のうねりだった。歴史長篇完結篇。

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