小説むすび | 燃えるバルセロナ沖

燃えるバルセロナ沖

燃えるバルセロナ沖

アメリカ独立革命、フランス革命につづいてヨーロッパではナポレオン戦争に突入、世は大動乱の第一幕が下ろされていた。本篇の主人公J・オーブリーは地中海のネルソン艦隊の小型補助艦艇ソフィー号の艦長に任ぜられ、商船の護衛や索敵作戦に当たっていた。艦長着任まもなく、ナオ岬沖を航行中、フランス私掠船に遭遇、奇襲攻撃を敢行し三隻を拿捕した。つづいてスペイン軍艦カカフエゴ号と死闘を演じ、ディロン副長の活躍でこの艦の拿捕に成功、しかし右腕とたのむディロンを失ったのだ…。ナポレオン艦隊と戦い、地中海を血で染める男たちの壮絶な日々。ネルソン艦隊の栄光と苦闘を描く。

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