小説むすび | スンウ12歳の明日(あした)

スンウ12歳の明日(あした)

スンウ12歳の明日(あした)

母は家を出、父は死んだ。たった一人の妹は余命三か月の宣告を受けている。十二歳の少年スンウは、妹ヨンヒの最後の望みをかなえてやろうと、彼女の手をとり、母を捜す旅に出る。そこに忽然と現れたのが、組織を裏切って命を狙われているヤクザのナルチだった。幼い薄幸の兄妹と冷血漢。三人の奇妙な旅の果てに待っていたものは…。感動のラストシーンに涙が止まらない。今、韓国で最も人々の心をとらえている作家、チョ・チャンインの渾身の最新作。

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