小説むすび | 墓地に建つ館

墓地に建つ館

墓地に建つ館

ダブリン西郊のチャペリゾッド。雨の降る五月の夜更け、教会の墓地で埋葬に備えて墓穴を掘っていると、奇妙な穴が穿たれた謎の頭蓋骨が出土した。-上流階級を舞台とした陰惨な殺人事件、白い手の幽霊が出るという古びた館、死と再生の巧妙な筋立て…凶悪な殺人犯が舞い戻り、事件の意外な真相が明らかになる。ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』にモチーフを与え、ブロンテ姉妹に霊感を与えたアイルランド19世紀ゴシック・ホラー小説の大傑作、本邦初訳。

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