小説むすび | 灰色の栄光

灰色の栄光

灰色の栄光

シカゴの一匹狼、私立探偵ポール・パインは、ある名家の老女主人に呼びつけられた。娘が脅迫されているのでカタをつけてくれというのだ。事情を詳しく説明もせず、高飛車にいう老女に、パインは一度は断わる。だが翌日の夜、前任者の探偵ジェルコの妻から電話がかかってきて…。ハメット=チャンドラーの遺産を継承し、熱狂的なファンをもつエヴァンスが綿密なプロットと味わい深い文体で綴る、正統派ハードボイルドの傑作。ポール・パインの栄光シリーズ完結篇。

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