小説むすび | 破壊しに、と彼女は言う

破壊しに、と彼女は言う

破壊しに、と彼女は言う

狂人たちが集うホテルの1室を舞台に4人の登場人物が繰り広げる言葉の極限状況。やがて明らかにされる放浪の民の悲劇、18歳の少女の内に秘められた凶暴な野性の目覚め…。「『破壊しに』には10通りの読みかたがある」とデュラス自身が語るように、本書は小説とも戯曲とも映像作品ともつかぬ、一種異様な〓@50FCりに満ちた破壊と無秩序への呼びかけである。

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