小説むすび | 夏の夜の10時半

夏の夜の10時半

夏の夜の10時半

スペインへの旅の途上、運命の夏の一夜、人妻マリアは、夫ピエールとその若く謎めいた恋人クレールへの嫉妬に身もだえながら、幼い妻をその手にかけた殺人犯ロドリゴ・パエストラと悲劇的な邂逅を遂げる…。デュラスが、血と悦楽の国スペインを舞台に、それぞれ狂気を秘めた四人の男女の愛のかたちを流麗な筆致で描き切ったフランス文学の秀作、待望の文庫化。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP