シャーロック・ホームズ最後の挨拶
日本を代表するシャーロッキアンが、不朽の名作「シャーロック・ホームズ物語」全作品を全訳した決定版!ドイル円熟期の傑作群!探偵業引退後のホームズを描いた表題作など、数奇な発端とあざやかな解決に満ちた第4短篇集。
関連小説
血の入ったバケツ、黒焦げの骨……「ウィステリア荘」でホームズは『グロテスクなものから恐怖へは、ほんの一歩なんだ』と言う。その他、ホームズが瀕死の床に伏せる「瀕死の探偵」など7編を収録。表題作「最後の挨拶」は、ホームズの隠退からかなりたった第1次世界大戦直前の話で、60代になった二人がふたたびイギリス国家のために活躍する。 2007/04/12 発売
退屈に苦しむ名探偵ホームズのもとに持ちこまれた、怪奇な雰囲気が横溢する事件「“ウィステリア荘”」。ワトスンが目にした、ベッドに横たわるホームズの衝撃的な姿「瀕死の探偵」。そしてシリーズ中で異彩を放ち、長い余韻を残す表題作など、全8編を収録する短編集。登場から一世紀以上がたってもなお、世界じゅうの人々を魅了しつづけている永遠の名探偵の事件簿、新訳決定版。 2014/08/29 発売
兄マイクロフトの依頼で盗まれた国家機密の行方をさぐる「ブルースーパティントン設計図」、死病に冒されたというホームズが意外なる解決を導く「瀕死の探偵」、探偵業引退後のホームズを描いた「最後の挨拶」ほか、数奇な発端とあざやかな解決に満ちた第四短編集。コナン・ドイル円熟期の傑作群。 2014/09/08 発売
完全新訳! 世界一の名探偵、その最後をお見逃しなくーー。 決して色あせない、珠玉のミステリ短編集! ホームズが活躍するイギリスにも、世界大戦の不穏な予感が忍び寄るーー。 隠退し、田舎で暮らしていたホームズが、最後に手がけた祖国のための一仕事とは?(「最後の挨拶」) 様々な思惑が渦巻く屋敷での奇妙な事件「ウィステリア荘」、 兄のマイクロフト・ホームズも登場、語り継がれるトリック「ブルース・パーティントン設計書」、 姿を見せない下宿人の謎「赤い輪」、 ホームズとワトソンの友情の深さが垣間見える「悪魔の足」や「瀕死の探偵」等、全7篇を収録。 2018/05/25 発売