絶叫(スクリ-ム)
体重110キロの松木夏代は、筋骨隆々の青年・江利新太郎と箱根のエステランドのオープンに参加。集まった女性は八人。だがそのエステランドに漂う無気味な雰囲気。突然灯が消え、あたりは真の闇。絶叫、悲鳴のなかで、一人また一人と女たちが無残に殺される。電動ノコギリを振りかざして迫りくる血まみれのゾンビ男。乳房を抉り取られ、スポンと首をちょん切られ、活造りにされ…ついに夏代も捕まり、アンコウの吊し切りに!?つぎからつぎへと襲いくるジェットコースター・ショック!恐怖、ナンセンス、グロ、爆笑、謎…。著者はB級ミステリーのジャンルをここに確立した。
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絶叫絶叫
鈴木陽子というひとりの女の壮絶な物語。涙、感動、驚き、どんな言葉も足りない。貧困、ジエンダー、無縁社会、ブラック企業…、見えざる棄民を抉る社会派小説として、保険金殺人のからくり、孤独死の謎…、ラストまで息もつけぬ圧巻のミステリーとして、平凡なひとりの女が、社会の暗部に足を踏み入れ生き抜く、凄まじい人生ドラマとして、すべての読者を満足させる、究極のエンターテインメント! 2014/10/15 発売