小説むすび | コヨ-テたち

コヨ-テたち

コヨ-テたち

世界中に存在するあらゆる国境のなかで、アメリカ合衆国とメキシコとの境界を画すボーダー地帯ほど「熱い」国境はない。国家を国境線で区切ってゆくような思考法は、もはや現実に起こっている現象を上手につかまえることができなくなった。本書は、世界がそうした新しい移動の論理を含み込んだ社会システムの発見へ向けて脱皮しようとしているときに、その流れの先頭に立って私たちを先導しようとしている。

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