小説むすび | 生を踏んで恐れず

生を踏んで恐れず

生を踏んで恐れず

著者

津本陽

出版社

幻冬舎

発売日

2002年4月11日 発売

転職二十回。十四歳で留学したアメリカでは奴隷に売られ、日本では相場師から首相までを経験した高橋是清。昭和初期の金融恐慌を鎮めるなど蔵相七回をつとめた不世出の政治家は後に、二・二六事件に倒れる。労苦と挫折を糧に卓越した人間観と金融政策で日本の危機を何度も乗りきった男は何を優先し、どう決断したか。渾身の力作評伝。

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