時は戦国、下級武士として伊達政宗に仕官した伊藤三右衛門家。陰ながら主君を支えた伊藤家はどのように知行地を拡大させ、繁栄の道を歩んでいったのか。八世代にわたる二百八十年の軌跡を、史実をもとに描いた歴史小説。