小説むすび | 克己

克己

克己

著者

河崎浩

出版社

幻冬舎

発売日

2025年1月27日 発売

守られた権益か、勝ち取る未来か

今や、海外から日本人のメンタリティーと誤解されている、切腹や、戦前の価値観では美徳とされた『死を持って失敗の責を償い』それを命じた権威。その考えや行為、その存在の
愚かさを彼は、この時代に既に喝破し、故に、参集してきた若者に説きたかったのだろう。(本文「枠の中の戦争」より)
プロローグ
刀工とは
始まり
半年が経つ
秋。政策
機構改革。一年が過ぎていた
二年目の春、初めての夷狄との戦
嫡男の死、摘孫との邂逅
着任三年目
帰還、政局
葛野にて
枠の中の戦争

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP