迷いながら揺れ動く女のこころ
結婚が人生を彩ってくれると思っていた。
結婚が人生を彩ってくれると思っていた。
夫婦の間に必要なものはなにか。
人生を見つめ直した美代子が選んだ道とは。
『揺れ動く女の「打算の行方」』その後の物語。
“自由に趣味に生きてください”。その言葉に惹かれ、悠真と結婚した美代子。
傍から見ると束縛のない理想の生活を送っているように見える彼女だが、
何か物足りない、満たされない日々。
ある晩、悠真の部屋から家政婦・美月の声が聞こえても、冷静な自分がいる。
結婚さえすれば、男女は幸せな生活を送れるのか。愛情とは? 自由とは?
人生と恋愛、結婚生活に悩む読者に贈る一冊。