愛の革命
極秘の任務を終えてコーザンに着いたドロゴはロープをつたって家を抜け出そうとしている娘、セクラを手助けすることになった。そして一緒に町に出かけるが、暴動に巻き込まれ、ドロゴはセクラを家に連れ帰った。一夜明け、革命が起きたことを知ったセクラは絶対に家に帰れないと言う。セクラはコーザンの王女だったのだ。
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白い結婚が幕を閉じてから、 初めて本当の愛を知ったのに……。 ダイアナは17歳のとき、両親に借金の形として老公爵へ差し出され、 以来白い結婚を続けてきたが、夫亡き今は社交界で噂の的だ。 “跡取りを産まなかった”“むこうみず”と後ろ指を指されても、 彼女は臆することなく社交を楽しんだーー 嘆くな、これからは自由に生きろ、という老公爵の遺言に従って。 貴族もそうでない者も男は皆、この若き貴婦人のあとを追いかけたが、 彼女が惹かれたのはただ一人、准男爵ネヴィルだけだった。 まじめで堅物との評判に反して、そつない会話と華麗なダンスで ダイアナを魅了したネヴィルはしかし、彼女の前評判に眉をひそめていた。 鼻の下を伸ばした求愛者リストなんぞに、我が名を連ねてたまるか! 道楽三昧で身を滅ぼした父と同じ轍は踏むまいと心に誓って生きるネヴィル。そんな彼らしく、噂の貴婦人ダイアナと出会い、美しいだけではない魅力にほだされそうな自分を戒めます。その忍耐も、いつまでもつことやら……。珠玉のリージェンシー・ロマンス! 2019/11/22 発売