小説むすび | 愛のしらべ

愛のしらべ

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時は1812年。ナポレオン軍の侵攻迫るモスクワを離れ、ペテルブルグの知り合いの家に身を寄せていたゾイアは、イギリスからきたウェルミンスター公爵に出会った。ゾイアの弾くピアノの音に、公爵は深く感動し、ふたりはたがいに強くひかれあうのだが、突然ゾイアはモスクワへ送りかえされてしまう。あとを追いかけ、モスクワへ向かった公爵は、途中で重傷を負い、くしくもゾイアの家に運びこまれた。

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