小説むすび | ダニュ-ヴ川の妖精

ダニュ-ヴ川の妖精

ダニュ-ヴ川の妖精

「あなたはダニューヴ川から生まれた空の妖精にちがいない…」。その言葉が、心を躍らせるハンガリーの旅の始まりだった。社交界デビューを控えた18歳のアリサは、父のバクリントン伯爵から、貴族の娘は結婚相手を愛情では選べないと言われ、ショックを受けて衝動的に家を抜け出したのだ。旅先で初めて出会ったハンガリーの男性の面影はアリサの心に深く刻みつけられた。

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