小説むすび | オリンポスの饗宴

オリンポスの饗宴

オリンポスの饗宴

マリゴールド王女はヴィクトリア女王から、名代としてアテネでの葬儀の参列を命じられる。婚約者との仲を裂くための工作と察した王女は反抗し、代役を立てようとする。その身代わりは、牧師の娘アヴィラ。二人ともギリシャの血をひき何故か、そっくりな容貌だった。ギリシャに憧れていたアヴィラは強硬に反対する母親を説得し重大な任務を引き受ける。アテネでは、案内役のダリウス公と惹かれ合い、恋に落ちてしまった。二人は、神話の舞台のデロス島に赴くが許された時間は、あまりにも短い…。

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