小説むすび | 少年少女のための文学全集があったころ

少年少女のための文学全集があったころ

少年少女のための文学全集があったころ

出版社

人文書院

発売日

2016年7月21日 発売

ジャンル

児童文学への愛にあふれる珠玉のエッセイ

金原瑞人氏推薦!

「ぼくは、ここで取り上げられている子どもの本は、ほとんど読んでいない。それを、こんなふうに楽しそうに語られると、もう、悲しくて、くやしくて……このエッセイ集をまた、最初から読み直してしまった。ぼくの子ども時代は灰色にくすんでいるのに、松村さんの子ども時代はとても鮮やかだ。ずるいなと思う。そして、その鮮やかな読書体験を、こんなに楽しく語る言葉を持ってるなんて、さらに、ずるいと思う。」
1 食いしん坊の昼下がり

メロンと菓子パン
「プリン」を「ゴクリ」!
チョコレートの誘惑
お茶をどうぞ

2 記憶のかけら
プーと私と薄謝
物語のうしろ
その名にちなんで
忘れられない「十一月五日」

3 読むという快楽
私の「隠れ読み」人生
「クアトロ・ラガッツィ」讃歌
本の中の本
マクベス、万歳!
「少年倶楽部」と私
新しい女の登場

4 偏愛翻訳考
ドリトル先生との再会
正しい発音とは
「きもの」と「ドレス」
ああ、完訳
アンの悲しみ

5 読めば読むほど
読書感想文の憂鬱
持っていなかった本
時代を越えて
美しい本の数々
古典に親しむ
少年少女文学全集よ、永遠なれ

子どもが本をよむときーーあとがきにかえて

この本に出てきた本の一覧

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