小説むすび | 月が導く異世界道中(15)

月が導く異世界道中(15)

月が導く異世界道中(15)

クズノハ商会の代表として最近あちこち飛び回っている深澄真です。リミア王国訪問の最中、所用があって魔族領内にある小国ーケリュネオンに立ち寄ってみた僕ら。再興の途上にあるこの国は、冬の寒さや豪雪、慢性的な人手不足と色々苦労しているみたい。何か雪対策に利用できないかと考えて閃いたのが…そう、温泉。火山とかあるし、出るよね?という事で、掘りに来たんだけど、何この猛吹雪!?それに街からも遠くて、普通の人じゃ近づけないよ。まあ、温泉の事を聞きつけて日本かぶれの従者が妙に張り切っているから、なんとかなる…かな?

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