小説むすび | 大地の糧

大地の糧

大地の糧

出版社

風詠社

発売日

2025年1月29日 発売予定

ジャンル

稀代の作家高橋昌久氏による「マテーシス古典翻訳シリーズ」第11弾は、アンドレ・ジッドの「大地の糧」です。本作はジッドがまだ三十にならぬ、まだ若さを有していた頃の作品で、若者の作品と言えるだろう。技法や思想として円熟は見られないが、中庸を知らぬ獅子が粗々しさを省みずただ猪突に猛進していく様は読み手に大きな印象を残すだろう。少なくとも代表作であり技法的には円熟したであろうが何処かなよなよした『狭き門』よりも遥かに好感が持てる作品である。
凡例/訳者序文/第一書(1、2、3)/第二書/第三書/第四書(1、2、3、4)/第五書(1、2、3)/第六書/第七書/第八書/エピロゴス

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