拾った子犬がケルベロスでした(3)
失われた『古代魔法使い』の少年ソータは、自称地獄の番犬ケルベロスのケル、『純剣士』のサラと、はぐれ者同士でパーティを組んでいた。冒険者としての活動も軌道に乗ってきたある日の夜、突然ケルが姿を消してしまう。失踪したケルを捜すソータは、以前サラを引き抜こうとして失敗した因縁のある冒険者が、子犬の誘拐を企てていたという噂を耳にする。新たに眷属になったハイエナジャガーの力を借りて、ケルが残した痕跡を追うソータたちは、ある寂れた廃教会にたどり着く。そこにはなぜか多数の賊が恥ずかしい姿で捕縛されており、さらに教会から犯罪者ギルドに資金が流れている証拠となる資料がまとめられていて……
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いつまで経っても基礎的な魔法しか使えないという理由でパーティの仲間に裏切られ、崖から突き落とされた少年ソータ。辛くも一命を取り留めた彼は、崖下で一匹の子犬と出会う。ところがこの子犬、人の言葉を話し、自らを「地獄の門番・ケルベロス」だと名乗る。半信半疑のソータだが、子犬に促されるままに契約完了。小さな相棒を「ケル」と名付ける。さてこのケル、可愛い見た目に反して超強い。しかもケルによると、ソータが使っているのは失われた『古代魔法』だという。自らの力を自覚し、それを操る術を得たソータは、自分を陥れたパーティメンバーとダンジョン攻略勝負をすることになり…… 2024/09/19 発売
失われた『古代魔法使い』の少年ソータと、自称『地獄の門番・ケルベロス』だという子犬のケル、そして魔法が使えない『純剣士』のサラ。はぐれ者同士でパーティを組んだ三人は、ある日ギルドで『悪魔教』の噂を耳にする。彼らは本物の大悪魔を召喚したなどといって村人を脅し、お布施と称して金品を巻き上げているらしい。この“愚か者”の存在に、地獄出身のケルのアンテナが反応。ソータたちは半ばケルに押し切られる形で、悪魔教の調査依頼を受けることに。大悪魔を騙る愚か者を懲らしめるべく、ソータたちは邪教徒達が拠点にしている村に潜入するーー!! 2025/01/22 発売