小説むすび | 水滸伝(6)

水滸伝(6)

水滸伝(6)

出版社

筑摩書房

発売日

2005年12月10日 発売

ジャンル

梁山泊にすべて集まった百八人の好漢たちは、いよいよ「天に潜って道を行う」義の旗を挙げた。一方、彼らを制圧せんとする朝廷の奸臣たちは、彼らの帰順をはばみおのれの権力の安泰をはかろうとするのだが…。

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中国武侠小説の最大傑作。「中国四大奇書」の一つ。北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結。その後、招安されて、国家軍となり壊滅するまでの物語。窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳! いわずと知れた中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つでもあります。 北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、そこら中で戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと終結します。その破天荒な侠客たちの痛快な立ち回りのスケールの大きさは、さすが中国の白話(口語)小説ならでは。 窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界には、引き込まれずにはいられません。 この魅力満載の世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳しました。「水滸伝」の完訳書はいくつかありますが、この翻訳が最新・最高です。 本書原本はもっとも原形に近く、均整の取れた百回本。 なお、この一巻では、冒頭の「引首」から「第二十二回」までを収録しております。 全5巻。 訳者まえがき 登場人物紹介 引首 第一回 張天師 祈りて瘟疫を禳い 洪太尉 誤りて妖魔を走がす 第二回 王教頭 私かに延安府に走り 九紋龍 大いに史家村を鬧がす 第三回 史大郎 夜に華陰県を走れ 魯提轄 拳もて鎮関西を打つ 第四回 趙員外 重ねて文殊院を修め 魯智深 大いに五台山を鬧がす 第五回 小覇王 酔って銷金の帳に入り 花和尚 大いに桃花村を閙がす 第六回 九紋龍 赤松林に剪径し 魯智深 瓦罐寺を火焼す 第七回 花和尚 倒さまに垂楊柳を抜き 豹子頭 誤って白虎堂に入る 第八回 林教頭 刺して滄州道に配され 魯智深 大いに野猪林を鬧がす 第九回 柴進 門に天下の客を招き 林冲 棒もて洪教頭を打つ 第十回  林教頭 風雪の山神廟 陸虞候 火もて草料場を焼く 第十一回 朱貴 水亭に号箭を施ち 林冲 雪夜に梁山に上る 第十二回 梁山泊にて林冲 落草し 〓(べん)京城にて楊志 刀を売る 第十三回 急先鋒 東廓に功を争い 青面獣 北京に武を闘わす 第十四回 赤髪鬼 酔って霊官殿に臥し 晁天王 義を東渓村に認ぶ 第十五回 呉学究 三阮に説いて撞籌し 公孫勝 七星に応じて義に聚まる 第十六回 楊志 金銀の担を押送し 呉用 智もて生辰綱を取る 第十七回 花和尚 単りにて二龍山を打ち 青面獣 双りして宝珠寺を奪う 第十八回 美髯公 智もて挿翅虎を穏(なだ)め 宋公明 私かに晁天王を放つ 第十九回 林冲 水寨にて大いに併火し 晁(蓋 梁山にて小しく泊を奪う 第二十回 梁山泊に義士は晁蓋を尊び 〓(うん)城県に月夜 劉唐を走らす 第二十一回 虔婆 酔って唐牛児を打ち 宋江 怒って閻婆惜を殺す 第二十二回 閻婆 大いに〓(うん)城県を鬧がせ 朱仝 義もて宋公明を釈す 2017/09/12 発売

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中国武侠小説の最大傑作。「中国四大奇書」の一つ。北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結。その後、招安されて、国家軍となり壊滅するまでの物語。窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳! いわずと知れた中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つでもあります。 北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、そこら中で戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと終結します。その破天荒な侠客たちの痛快な立ち回りのスケールの大きさは、さすが中国小説ならではです。 窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界には、引き込まれずにはいられません。 この魅力満載の世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳しました。「水滸伝」の完訳書はいくつかありますが、この翻訳が最新・最高です。本書原本はもっとも原形に近く、均整の取れた百回本。 なお、この二巻では、「第二十三回」から「第四十二回」までを収録しております。 全5巻。 第二十三回 横海郡に柴進は賓を留め 景陽岡に武松は虎を打つ 第二十四回 王婆 賄を貪りて風情を説き 〓(うん)哥 不忿して茶肆を鬧がす 第二十五回 王婆 計もて西門慶を啜かし 淫婦 薬もて武大郎を鴆す 第二十六回 〓(うん)哥 大いに授 官庁を鬧がせ 武松 闘いて西門慶を殺す 第二十七回 母夜叉 孟州道にて人肉を売り 武都頭 十字坡にて張青に遇う  第二十八回 武松 威もて安平寨を鎮め 施恩 義もて快活林を奪う 第二十九回 施恩 重ねて孟州道に覇をとなえ 武松 酔って〓(しょう)門神を打つ 第三十回 施恩 三たび死囚の牢に入り 武松 大いに飛雲浦を鬧がす 第三十一回 張都監 血は鴛鴦楼に濺ぎ 武行者 夜に蜈蚣嶺に走る 第三十二回 武行者 酔って孔(亮(を打ち 錦毛虎 義もて宋江を釈す 第三十三回 宋江 夜に小鰲山を看 花栄 大いに清風寨を鬧がす 第三十四回 鎮三山 大いに青州道を鬧がせ 霹靂火 夜に瓦礫場を走る 第三十五回 石将軍 村の店に書を寄け 小李広 梁山に雁を射る 第三十六回 梁山泊にて 呉用は戴宗を挙げ 掲陽嶺にて 宋江は李俊に逢う 第三十七回 没遮〓(らん) 及時雨を追い〓(か)け 船火児 夜に潯陽江を鬧がす 第三十八回 及時雨 神行太保に会い 黒旋風 浪裏白跳と闘う 第三十九回 潯陽楼にて 宋江 反詩を吟じ 梁山泊に 戴宗 仮信を伝う 第四十回  梁山泊の好漢 法場を劫かし 白龍廟に 英雄は小しく義に聚まる 第四十一回 宋江 智もて無為軍を取り 張順 活きながらにして黄文炳を捉う 第四十二回 還道村に三巻の天書を受け 宋公明 九天玄女に遇う 2017/10/11 発売

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中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つ。乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を存分に発揮して、好漢百八人が、戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結。窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。善悪が渾然一体となる物語世界を、読み易く、勢いのある文体で、訳出。この翻訳が最新・最高。本書原本は原形に近く、均整の取れた百回本。三巻では、「第四十三回」から「第六十回」を収録(全5巻)。 いわずと知れた中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つでもあります。 北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、そこら中で戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結します。その破天荒な侠客たちの痛快な立ち回りのスケールの大きさは、さすが中国小説ならではです。 窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界には、引き込まれずにはいられません。 この魅力満載の世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳しました。「水滸伝」の完訳書はいくつかありますが、この翻訳が最新・最高です。本書原本はもっとも原形に近く、均整の取れた百回本。 なお、この三巻では、「第四十三回」から「第六十回」までを収録しております。 全5巻。 第四十三回  仮李逵 剪径して単人を〓(おびや)かし 黒旋風 沂嶺に四虎を殺す 第四十四回 錦豹子 小径にて戴宗に逢い 病関策 長街にて石秀に遇う 第四十五回 楊雄 酔って潘巧雲を罵り 石秀 智もて裴如海を殺す 第四十六回 病関策 大いに翠屏山を鬧がせ 〓(はん)命三 火もて祝家荘を焼く 第四十七回 撲天〓(ちょう) 双たび生死の書を修め 宋公明 一たび祝家荘を打つ 第四十八回 一丈青 単にて王矮虎を捉え 宋公明 両たび祝家荘を打つ 第四十九回 解珍・解宝 双りして獄を越え 孫立・孫新 大いに牢を〓(やぶ)る 第五十回 呉学究 双たび連環の計を用い 宋公明 三たび祝家荘を打つ 第五十一回 挿翅虎 枷もて白秀英を打ち 美髯公 誤って小衙内を失う 第五十二回 李逵 殷天錫を打ち死し 柴進 高唐州に失陥れらる 第五十三回 戴宗 智もて公孫勝を取り 李逵 斧もて羅真人を劈る 第五十四回 入雲龍 法を闘わせて高廉を破り 黒旋風 穴を探って柴進を救う 第五十五回 高太尉 大いに三路の兵を興し 呼延灼 連環の馬を擺げ布く 第五十六回 呉用 時遷をして甲を盗ましめ 湯隆 徐寧を賺して山に上らしむ 第五十七回 徐寧 鈎鎌鎗を使うを教え 宋江 大いに連環馬を破る 第五十八回 三山 義に聚まりて青州を打ち 衆虎 心を同じくして水泊に帰す 第五十九回 呉用 金鈴の吊掛を賺しとり 宋江 西岳の華山を鬧がす 第六十回 公孫勝 芒〓(とう)山にて魔を降し 晁天王 曾頭市にて箭に中たる 2017/11/11 発売

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