小説むすび | 滑らかな虹<上>

滑らかな虹<上>

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柿埼先生に、手紙を書こうと思うー中学三年になる春、山坂百音は、かつて通っていた小学校の元教員・田児あやめに伝えた。そして百音は、三年半前に起きたできごとについて、五年三組の担任教師だった柿埼に向けて思い出を綴ってゆく。すべては、彼の謎めいた提案から始まったのだ。「どうでしょう。今年一年、このクラスのみんなでゲームをしませんか?」『ニンテイ』と名づけられた、柿埼の考案した奇妙なゲームが、子どもたちの未来を大きく左右する事を、このときは誰も予想していなかったー『ゴースト≠ノイズ(リダクション)』で衝撃のデビューを果たした新鋭が贈る、入魂の長編ミステリ。

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