黒後家蜘蛛の会3
〈黒後家蜘蛛の会〉のお楽しみーーそれは知性あふれる6名の会員たちによる丁々発止の会話、毎回のゲストが提供する謎かけの数々、そしてその難問を見事に解決する給仕ヘンリーの名推理である。偉大なる黄金パターンを何度でも楽しめる、殿堂入りの連作短編集。第3巻にはアメリカ大統領にまつわるトリビアから火星や日蝕の様相まで、多岐にわたる分野に材を得た全12編を収録。“ディナーのあとで謎解きを”心ゆくまで堪能せよ!
関連小説
アシモフ自身がでくわした奇怪な人間消失事件を元にした「待てど暮らせど」や、カーに挑戦せんと意気込んで書かれたシリーズ初登場の密室もの「秘伝」など、ご存じブラック・ウィドワーズの面々の侃侃諤諤、喧喧囂囂、甲論乙駁の推理合戦と、名給士ヘンリーの快刀乱麻を断つ解決ぶりが鮮やかな好評連作ミステリ、第5弾登場。 1990/10/01 発売
弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。会では毎回のようにミステリじみた話題が出て、会員各自が素人探偵ぶりを発揮する。だが常に真相を言い当てるのは、物静かな給仕のヘンリーだった! SFの巨匠アシモフが著した、安楽椅子探偵ものの歴史に燦然と輝く連作推理短編集が、読みやすい新装版として隔月で刊行開始! 2018/04/12 発売
〈黒後家蜘蛛の会〉の会員たちは、毎月〈ミラノ・レストラン〉での晩餐会を楽しんでいた。毎回ゲストが持ちこむ謎を解決するため、会員は知恵と知識を総動員して推理する。だが、真相を言い当てるのは、決まって給仕のヘンリーだった! 知の巨人アシモフがミステリへの敬意と愛着を込めた連作短編集。第2巻には著者自身がモデルのゲストが登場する「追われてもいないのに」、ホームズ譚に挑戦する「終局的犯罪」ほか全12編を収録。 2018/06/10 発売