模倣犯(上)
出張帰りの夫の目に飛び込んできたのは、縛られて首をかき切られた妻の死体。その状況は、かつてセバスチャンがつかまえた連続殺人犯ヒンデの手口に酷似していた。だが、ヒンデは服役中のはず。模倣犯の仕業なのか?ある動機で、ふたたび捜査チームに加わろうと企むセバスチャンは、渋るトルケルに売りこみをかけた。凄腕だが、自信過剰の迷惑男セバスチャンの捜査が始まる!
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公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった。直木賞受賞作『理由』以来三年ぶりの現代ミステリー。 2001/03/21 発売