小説むすび | 血の胸飾り

血の胸飾り

血の胸飾り

熱狂的なサルサのリズムに身を任かせようと、私は恋人とマディスン・スクエアに出かけた。嫌な予感がしはじめたのは、いとこのアイクと出会ってから。ダイヤ売買を生業とする彼の様子は、ただごとではなかった。案の定、一緒にいた男は銃殺され、アイクも失走。その妻までが惨殺されるに及んで、私は否応なく事件の渦中へ…。生粋のニューヨーカーが贈る本格ハードボイルド第二弾。

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