小説むすび | 死後開封のこと<上>

死後開封のこと<上>

死後開封のこと<上>

夫の字で「死後開封のこと」と書かれた封筒。その手紙を見つけたときから、セシリアの家庭に暗雲がたれこめ始める。そのころテスも、夫と従妹が愛し合っているとの告白に動顛していた。テスは息子を連れ実家へ帰るが、そこで出会ったのは殺された娘を忘れられない老婦人レイチェルだった。開けてはいけない「パンドラの箱」を開けてしまった女性たちを描くトリッキイなミステリ。

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