小説むすび | 夢の国

夢の国

夢の国

海辺の小さな町に、あのカーニヴァルがやってきた。十二年ごとにめぐりくる〈夏至〉のはじまりだ。巨人の靴が流れ着き、人魚のような生き物が釣りあげられ、ネズミの仮面をつけた小人が走り去る。それは〈夢の国〉が立ち現われる時間、そして少年たちの冒険の季節。過去と現在と未来がひとつになるとき、彼らは…。世界幻想文学大賞作家が贈る。現代マジカル・ファンタジィ。

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