小説むすび | 銀の仮面

銀の仮面

銀の仮面

裕福だが孤独な女性ソニアは、ある日無一文の青年を哀れみから家に招き入れ、食事をふるまった。半月後、彼はソニアの家を再訪するが、自分の描いた絵を購入するよう執拗に求める…不気味な侵入者がやすやすと善意を食い荒らす様を描き、江戸川乱歩によって「奇妙な味」の傑作と絶賛された表題作をはじめ、不意に立ち現れる不安と恐怖を見事な技巧で切り取った13編を収録する。

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