小説むすび | スペクター

スペクター

スペクター

男は一枚の記念写真を挑めていた。学生時代、友人グループのメンバー全員で撮ったものだ。ふと男は妙なことに気づいた。なかの一人の姿が薄れかけ、背後の壁が透けて見えるのだ。しかも、それは自分ではないか。と、そのとき、目の前にあるテレビの画面から蛇に似た無数のなにかが這い出し、男をずたずたに引き裂いてしまった。やがて、残ったメンバーたちも次々と化けものに襲われー。恐怖シーンの連続、化けもの満載のローズ第2弾。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP