雪の女王
永岡書店のロングセラー「名作かみしばい」シリーズに新しいラインナップとして子どもたちに大人気の『アナと雪の女王』の元話となったアンデルセン童話「雪の女王」が加わりました。近年子どもの国語力を伸ばすと見直されている紙芝居。「聞く力」「理解する力」が楽しく身につきます。裏書には「読み方のポイント」と、今作からめくるタイミングも入れました。また物語部分は全ての漢字にルビをふっていますので、お子様が読み手にも挑戦でき、音読の学習にもなります。臨場感あふれる大きなイラストで、子どもたちとお話の世界をお楽しみ下さい。
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惑星ティアマットにいま〈交替〉のときが訪れようとしていた。〈双子〉と呼ばれる太陽がブラックホールである〈黒い門〉に近づくとき、もうひとつの太陽〈夏の星〉は輝きを増し、〈主導世界〉と唯一の連絡路である〈黒い門〉は使用不能となる。ティアマットは通商停止の世界、大宇宙の孤島となるのだ。150年にわたって〈冬の女王〉の治世は終わり〈交替〉を象徴する〈祭り〉とともに、〈夏の女王〉の治世が始まる。だが、〈生命の水〉によって永遠の若さを保つ〈雪の女王〉アリエンロードは、むざむざと〈冬〉を〈夏〉にあけわたす気はなかった…ヒューゴー賞受賞作! 1987/09/01 発売
数奇なる運命にもてあそばれるかのように〈夏〉の少女ムーンは惑星ティアマットを離れ、〈主導世界〉の中心ー惑星ハレモークへと連れ去られた。だがその地で彼女は、ティアマットをめぐる数々の問題の真相を知り、そしてまた巫子であることの真の意味を教えられたのだ!〈冬の女王〉アリエンロードのつむぎだした不可思議な糸に捕えられた愛するスパークスを取りもどすべく、ムーンはティアマットに帰還した。だが彼女をそこで待て受けてたのは更なる試練の数々であった…アンデルセンの同名の作品をもとに華麗に描きあげられた傑作サイエンス・ファンタジイ巨篇!ヒューゴー賞受賞作品。 1987/09/01 発売