小説むすび | 壁の花の秘めやかな恋

壁の花の秘めやかな恋

壁の花の秘めやかな恋

RWAゴールデン・ハート賞受賞作家の初邦訳!
両親を馬車の事故で亡くし、メグ、ベス、ジュリーの三姉妹は心優しい子爵のおじに引き取られた。しかし生活は苦しく、年頃になって社交界にデビューしても「メイドより地味な服を着て目立たない“枯れかけた壁の花”」と呼ばれるしまつ。
これ以上おじに負担はかけられないと、長女のメグは家庭教師になる決意をする。しかし、雇い主のキャッスルトン伯爵は8年前に縁談を断った相手だった。互いの両親が婚約を決めていたのだが、ある事件をきっかけに、メグが意地を張ってしまったのだった。
メグは躊躇するが、ふたりの妹を嫁がせるためにはどうしてもお金が必要で、背に腹は代えられない。いっぽう、伯爵のウィルもいとこの忘れ形見の双子の姉妹に手を焼き、メグの助けを必要としていた。
8年ぶりに再会したふたりが過去の誤解や行き違いを乗り越えて結ばれるまでを描いた、優しさあふれるリージェンシー・ロマンス。

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