小説むすび | パンドラの秘めた想い

パンドラの秘めた想い

パンドラの秘めた想い

親戚たちの手引きで社交界デビューしたパンドラ。田舎でのびのびと育った風変わりな彼女は、同年代の貴族の令嬢たちの集団からは浮いている。結婚にも興味がもてないので、舞踏会での恋のさやあてにも加われず、今日も舞踏会室の片隅でじっとしていた。しかし、ただ一人優しくしてくれた友人の危機を救おうとしたために、思わぬスキャンダルに巻き込まれてしまう。噂の相手となったセントヴィンセント卿ガブリエルは、責任をとって彼女と結婚すると言い出すのだが、自立をめざすパンドラは求婚を拒む。困惑するガブリエルだったが、パンドラのことを知るほどに、彼女の自由な心と聡明さに魅せられて…すべてを受け入れる深い愛に心ふるえる、“レイヴネル家”シリーズ第3巻!

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