天空少女拳(2)
燃える船上で盲目の美少女白麗華は、希代の使い手李百姫と対峙した。百姫は相手が凄い拳法の使い手であることを、最初の攻撃を外された瞬間に悟っていた。炎は次第に火勢を増していた。鋭い百姫の蹴りを宙に舞うようにかわすと、それを予測していたように百姫が宙空の麗華に右手のナイフをハッシと投げた。-好評〈少女拳シリーズ〉の第2弾。
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可愛い顔の少女の左足が、目に見えぬ速さで松野というヤクザの股間に飛んだ。彼は、彼が苦心して改造した自分の大事な肉体が、平たい靴の爪先によって無残にも破壊されたことを知った。玉を埋めこんだ大事ないちもつは、潰れて玉ごと骨盤にめりこみ、彼は絶叫を上げて地面をころげ回った。-盲目の美少女白麗華の恐るべきカンフーが炸裂する。 1990/08/01 発売
天空少女拳(3)天空少女拳(3)
関東最大の暴力組織・国士連合会会長の田丸勇をつけ狙う一匹狼の殺し屋がいた。口からは毒針を吹き、指のない両手は右手がドスに、左手からは鉄球が飛び出す仕掛けになっていた。このニヒルな殺し屋と、田丸を守る白麗華との熾烈な対決。カンフーの中でも最強の拳技とされる雲龍拳と、一撃で頭蓋骨を粉砕する偉力を秘めた鉄球との、息づまる死闘。 1991/02/01 発売