小説むすび | 蜜色ラストセックス

蜜色ラストセックス

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還暦間際に妻と一人息子を航空機事故で亡くして6年。ある晩、葉加瀬一郎は、ふらりと入った不思議なバーで悪魔メフィストから自身の寿命を告げられる。しかし、自慢じゃないが一郎は、これまで亡き妻ひと筋。このまま他の女を知らずに死んでも死にきれない。懇願する一郎に、メフィストはある提案をする。それは、この世に未練を残す彷徨える魂を身に宿し、彼らが思いを寄せる5人の女たちとセックスするということ。悪魔との契約書にサインした一郎は、かくして性の終活に向けて走り出す。エロスとタナトスが交錯する昇天必至の傑作官能。

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