小説むすび | 百万石の賭け 剣客大名 柳生俊平12

百万石の賭け 剣客大名 柳生俊平12

百万石の賭け 剣客大名 柳生俊平12

「藩の大事を、お聴き願わしうござります」柳生藩一万石の藩主で将軍の影目付・柳生俊平を、豪華な駕籠で加賀百万石の重臣らが訪れた。藩財政再建のため藩主を先頭に努めているが、ある者らが幕府の法度にかかわる手法で、大坂堂島の米相場に手を出している。大事とならぬうちに影目付の手で藩の膿を出してほしいーというのだ。はたして加賀藩重臣の真の狙いはー?

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP