妖獣世紀アウロ-ラ(3)
21世紀初頭に起こった核戦争と、その影響で出現した「妖獣」により、人類はその数を大幅に減らし、種としての存続が危ぶまれていた。荒野となった地上に君臨する妖獣を捜索・攻撃する特殊部隊「アウローラ」は、人類の居場所を作るべく、休む間のない戦いの日々を過ごしていた。ある日、アウローラ隊隊長沖原は、独立を主張している都市「ラオディキア」の捜索を命じられる。沖原は、そこで、不吉な予言と、得体の知れない不気味な物体の動きを察知する。そして、ジェネシスと妖獣の存在に係わる秘密が、暴かれていく…。シリーズ最終話堂々の完結。
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21世紀初頭、起こしてはならない愚行を人類は犯した。世界規模の核戦争が勃発し、地球の人口は1億弱にまで減少。さらに突然変異で出現した「妖獣」が人間を襲い、残された人類の存在を脅かしていた。大戦後、半世紀を経て唯一の国家「ミレニアム」が建国され分散していた人間たちは、安全なミレニアムを目指して歩みを進めていた。廃墟となった街に身を潜めていた沖原はある家族と知り合った直後妖獣に襲われ、ミレニアムを目前にして死を待つだけだった。その時、夜の闇の中から突如銃声が鳴り響き、「アウローラ」と呼ばれる少女達のチームが現れた…。 1998/10/05 発売
21世紀初頭に起こった核戦争の影響により出現した「妖獣」。人を媒介にして増殖する最悪の敵は人類の復興を阻んでいた。荒廃した地上で唯一国家に成長した「ミレニアム」。そこには、妖獣に対抗すべく遺伝子操作により創り出された少女戦士の特殊部隊「アウローラ」があった。ミレニアムにたどり着き、アウローラを率いることになった沖原だが、彼の理想は過酷な戦いの中では通用しなかった。そして、アウローラ隊員エリカには「再調整」の決定が下された。それは、彼女の全人格がリセットされるということ。アウローラ隊員の中に動揺が広がり沖原に決断が迫られる。時を同じくして、妖獣の大規模攻撃が予想されていた。 1999/02/15 発売