小説むすび | 盗まれた恋心(下)

盗まれた恋心(下)

盗まれた恋心(下)

フィレンツェから戻って傷心の日々を送るミランダに、今度は美術史研究所所蔵のダヴィデ像が盗まれたという知らせが追い討ちをかけた。ダヴィンチの弟子の作とされるそのブロンズ像を盗んだのは、表向きは画廊のオーナーだが、実は美術品を専門とする泥棒で、野性的な魅力を持つイタリア人のライアンだった。ところがそのダヴィデ像も贋作であることがわかり、結局ミランダとライアンは、複雑な感情を胸に協力して二つの贋作事件に当たることになるが…。待望のロマンティックミステリー。

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