小説むすび | 嘆きのエンゲージリング

嘆きのエンゲージリング

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PR会社を経営するビアンカは、病に臥す祖父から家宝のブレスレットを取り戻してほしいと懇願された。ところが、オークションに出品されていたその品は、彼女が落札する寸前に高値をつけた人物に競り落とされてしまう。リーヴ・ドラグノフービアンカの兄の仇敵である大富豪に。ニューヨークの社交界入りを狙う野心家の彼は、ビアンカの弱点を見て取り、屈辱的な交換条件を持ちかけてきた。3カ月間彼の婚約者のふりをすればブレスレットは譲る、と。承諾したビアンカは、早速彼から責め苦のようなキスを受け…。

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